遊びの中で
子どもは育つ

子ども達は遊びの中で体を鍛え、遊びの中で人とのかかわり方を学び、遊びの中で自然と触れ合います。私たちはそんな遊びの時間を中心にして、集団生活の中での決まりやルールを学び、自然の道理や神仏への畏敬の念を育んでしっかりとした生活習慣の基盤を身につけるようにします。
保育に対していつも情熱と愛情を持ってあたれるよう、み仏さまの教えを教員研修の根底に据えています。

大切にしている価値観

その1

「子どもらしさを育てる」

自然体でありのままに子どもらしくいられることを大切にします。そもそも、子どもらしさとは何なのでしょう。無邪気さ、わがまま、素直さ、いたずらが好き、何度言ってもきかない、遊びが大好き、裏表がないなど周囲の大人に忖度なくふるまう純粋で無垢な姿といってもいいと思います。そんな「らしさ」を大切にしながら少しずつ社会のルールや友だちとのかかわり方を伝え、成長をサポートしていきます。

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その2

「自然の道理を学ぶ」

身近に自然がたくさんあるところが当園の魅力のひとつです。その自然の一つひとつは子どもにとって生命そのものです。それらに触れ、不思議な力を感じて、恵みを受けていることをリアルに体験しながら神仏の教えに出会います。見守られていることに感謝しながら自然の道理を学んでいきます。

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その3

「相手と自分を尊重できる
心を育てる」

人のお話を聞いて受け入れようとすることは大切なことで、自分の思っていることを相手に伝えることも同様に大切です。相手を尊重しながら自分はどうしたいのかを発信する力はどのようにして育つのでしょう?
子どもが聞いてほしいことを聞いてあげて、困ったときにはすぐに答えを出さずに一緒に考えてあげて、できたときには共に喜んでほめてあげる…。どの子にも愛情をもって寄り添う姿勢を大切にすることで、子ども達は自らを大切にし、相手の存在を認めていく気持ちが育っていくと思います。

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その4

「子どものための園作り」

つまるところ大人ではなく子ども本位の園を目指しています。簡単に達成できないゴールではありますが、大切なことは私たち保育者の心持ちです。月に一度の園内研修の中で、保育のつまづきや悩みなどをみんなで出し合いながら「子どもにとって」の園づくりを共有するようにしています。正規、非正規を問わず、すべての教職員にとって風通しの良い職場環境を願って園長を含めた先生同士が互いに尊重し合える関係性を目指します。そういった園内環境を整えることが子どものための園に直結すると考えています。

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その5

「日々の保育こそ」

子どもは、先生とのふれあいや友だち同士の関わり合いの中で、少しずつ自分と相手のいろいろな面を発見しながら成長しています。大切なことは日々の「特別ではない活動や遊びの中で」です。もちろん折々の行事も大切ですが、日常の生活や遊びを保障しながら行事に偏りすぎないように気をつけています。

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その6

「縦割り保育で
育まれること」

日々の外遊びをはじめ、園内では縦割りの活動が多く行われています。つまり年少から年長まで一緒に、という活動です。一年の折り返し頃には下級生を気にかける空気がしっかりと定着し、面倒を見てくれる世話好きの年長さんがあちこちに見られ、私たちがほっこりした気分になれます。自分がしてもらったことはやがて、してあげる気持ちの土壌になっていくのです。

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その7

「あいさつが
すべての始まり」

基本的な生活習慣の中でも口に出してのあいさつは最も大切な日常です。なぜなら相手の存在を認める第一歩だからです。周囲の先生や保護者が日常のあいさつを大切にすることにより、なかなか言い出せない子どもも少しずつ言えるようになってきます。どの子にも自分の意思で自然にあいさつができるようになることが目当てです。

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